大谷翔平は将来MLBストーブリーグの“主役”に? 米メディアが予測

「オオタニはあっと言う間にストーブリーグを支配することになるだろう」

 日本ハムの大谷翔平選手が数年後にMLBのストーブリーグの“主役”になると地元メディアから高い期待を集めている。米テレビ局「CBSスポーツ」電子版が報じている。

 二刀流の大器はメジャーから熱い視線を浴び続けているようだ。現地メディアは今季MLBのスプリングキャンプに「日本人ルーキー」が不在となること関して特集記事を掲載。1996年以来、19年ぶりであることを伝えた。一方で、今後も日本人選手のメジャー挑戦の流れは続くという見方を示している。

「これで日本の優秀なタレントは枯渇してしまったのか? それは違う。これはレーダーの一瞬の点滅にすぎない」

 記事ではそう分析。昨季終了後、ポスティングでのメジャー挑戦に踏み切らなかった広島の前田健太投手が今オフにもメジャー移籍すると予測しつつ、「日本ハムファイターズの右腕、ショウヘイ・オオタニがあっと言う間にストーブリーグを支配することになるだろう。現在、20歳でポスティングにかけられるまでまだ3、4年かかるかもしれないが、ユウ・ダルビッシュ、マサヒロ・タナカに続く、見逃せないエースと考えられている」と分析している。

 花巻東高校時代にドジャースなど複数球団と面談した大谷は以前からメジャー志向を持っている。日本人最速の時速162キロの速球を武器に、昨秋の日米野球では侍ジャパンの一員としてMLB選抜と対決。レッドソックスのジョン・ファレル監督らメジャー関係者から高い評価を受けていた。

 今季、日本ハムで開幕投手を務めることが決まった大谷は今年もメジャーリーグスカウトの注目を浴びそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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