古巣指揮官が青木の世界一球団での活躍に太鼓判 「素晴らしい存在となる」

ジャイアンツのボウチー監督も「彼は変化をもたらす存在」と評価

 青木はブルワーズ、ロイヤルズではライトのレギュラーで、メジャーの3年間でもレフトでの先発は通算8試合のみ。昨年のジャイアンツとのワールドシリーズでは、ヨスト監督が試合終盤で青木を下げ、韋駄天のジャロッド・ダイソンを投入することが定番となっていた。

 ダイソンをセンターに配置し、プレーオフでスーパープレーを連発したセンターのロレンゾ・ケインをライトにシフトする采配がパターン化していたが、ネスト監督は「ダイソンの守備があまりに良すぎるため」と説明していたという。

 一方、ジャイアンツのブルース・ボウチー監督は「彼は変化をもたらす存在だ。彼は出塁するために多くのことができる。フィールド全体を活用できるしぶといバッターで、スピードも加えることができる」とメジャー通算3割5分3厘という出塁率の高さを評価している。歴代の指揮官から貴重なピースとして起用されていた青木は、昨年のワールドシリーズを制覇した強豪でも欠かせない存在となりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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