田中将大が“特別調整”で開幕へ 他投手よりも間隔を空けてブルペン入り

先発投手陣の故障再発防止へ先発6人制も検討中、「キャンプでは5日か6日おきに投げる」と投手コーチ

 ヤンキースは、田中のみならず、CC・サバシア、マイケル・ピネダら先発投手陣の故障再発も防ぐ必要がある。ロスチャイルド氏は4月17日から5月17日までの31日間で30試合という開幕直後の過密日程を乗り切るために、先発ローテーションを通常の5人から6人に一枠増やす計画があることをすでに明かしている。

「我々はスケジュールとシナリオに目を向けている。スプリングトレーニングでどうチームが仕上がるのか、選手の体調についても注視し続ける。彼らはスプリングキャンプで5日か6日おきに投げることになるだろう。どれぐらいエクストラの時間が必要なのか注目する。最後までどうすべきか考えるつもりだ」

 ロスチャイルド投手コーチは改めてこう語っている。3年ぶりのプレーオフ進出を目指すピンストライプの名門は、その行方を大きく左右するエース田中の肘の状態をはじめ、先発投手陣の故障再発防止に神経を尖らせている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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