上原浩治がオープン戦初登板 レッドソックス3年目にしてOP戦初失点

調整最優先のオープン戦、レンジャーズ時代には防御率10.61だった年も

 オープン戦は開幕へ向けての調整が最優先となり、レンジャーズ時代の2012年には9試合で9回1/3を投げて13安打11失点、防御率10.61だった。この日の「初失点」で過去2年の異常な安定感を改めて証明する形となった。

 ジョン・ファレル監督は「選手の立場、キャリア、現在地に関わらず、スプリングキャンプでは継続性を手にするために、選手は試合に出場する。コウジも例外ではない」と語り、問題視していないという。オープン戦では上原を8試合から10試合に登板させる予定だとしている。

 昨年はオールスター後から珍しく乱調に陥った上原。今キャンプではカットボールの習得に力を入れているという。2年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すレッドソックス。絶対守護神の調整に大きな期待がかかっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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