ジーター氏と松井氏が明かす秘話 実は「日本で一緒にプレーしたかった」!?

松井氏、子供たちへのアドバイスは「ずっとジーターを見ておけ」

「確かに、引退した後に2人で日本でプレーしようという約束をしていたんですけど、僕の方が『トシヨリ』だったということで2年も早く引退してしまったので、その夢は叶わなかった。でも、今回、こういう形で2人で一緒に日本でイベントをできるということで非常に楽しみにしています」

 イベントではジュニア向けの野球クリニックも行われる。参加者にとって夢のような時間となることは間違いない。どんな内容にしたいかを聞かれた松井氏は、こう約束した。

「ずっとジーターを見ておけと。それが1番大切なことだと思います。最も尊敬しているチームメートですし、模範となる選手。このような機会を十分に楽しんでもらいたいですし、自分たちのものにしてほしいし、野球を好きでい続けてほしい。そういう気持ちを一番大事にしてほしい。そういう気持ちを伝えていきたいと思っています」

 誰よりも主役の2人が楽しみにしていた今回のイベント。ジーター氏は「できるだけ多くの支援を広げていきたい。東京に来るのは開幕戦に来た2004年以来。友人の松井さんと過ごせるのが楽しみです」と言う。選手としての“共演”とはならなかったが、11年ぶりに日本で実現した2ショットで、被災者に元気を届ける。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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