日本ハム大谷、初の開幕投手で力投も緊急降板「開幕戦で緊張しました」

6回途中に右ふくらはぎがつり降板も「悪い中でも収穫はあった」

 日本ハムの大谷翔平投手が27日、札幌ドームでの楽天戦で自身初の開幕投手を務めた。6回途中まで1失点と力投を続けながら、右ふくらはぎの異常を訴えて緊急降板となった。

 大谷は初回、2番・ウィーラーへの5球目にこの日最速の159キロをマーク。2回には1死満塁のピンチで藤田に右邪飛で犠牲フライを許し、先制を許した。

 3回もコントロールの乱れが目立ったが無失点。4、5回は立ち直り、三者凡退に仕留めた。6回2死1、2塁の場面で右ふくらはぎがつり、降板した。

 降板後、大谷は「開幕戦ということで緊張しましたね。フォアボールでランナーを出してしまったんですけど、その後ノーアウト満塁からしっかり抑えられたのは良かったと思います。2ストライク後に粘られることも多かったんですけど、4回以降はインコースの真っ直ぐで早いカウントから打ち取ることができたので、悪い中でも収穫はあったと思います」とコメントした。

 この日は、5回2/3を投げて3安打1失点。打者24人に92球を投げ、6奪三振、3四球という内容だった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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