田中将大、5回途中3失点も不安なし 地元紙は「開幕投手への準備が整った」

OP戦最終登板は内容、結果共に今ひとつも「いい練習を開幕前にできた」

 ヤンキースの田中将大投手が3月31日(日本時間1日)、オープン戦最後の登板となるツインズ戦に先発した。4回1/3を投げて7安打3失点1奪三振、無四球で敗戦投手。内容、結果ともに良い出来ではなかったが、本人やチームメート、首脳陣も無事にキャンプを終えて手応えを感じている様子だ。自身メジャー初の開幕投手を務める6日(同7日)のブルージェイズ戦に向け、準備は整った。

 この日は直球の最速が92マイル(約148キロ)。制球に苦しみ、宝刀のスプリットで空振りを奪う場面も多くなかった。控え中心だったツインズ打線の打者22人に対して1奪三振という数字は、田中としては少ない方だと言えるだろう。

 ただ、これはあくまでオープン戦の結果。開幕への準備段階での登板だけに、本人は「シーズンに入る前にそういう色んなものを出しておけて良かったと感じる」と振り返った。「今までが順調に来ていたので、やっていればこういうこともある。シーズンに入れば、思うようにいかないこともたくさんある。そういういい練習を開幕前にできたのは良かった」と前向きだ。

 開幕投手の大役を務めるエースに対しては、周囲も絶大な信頼を寄せている。

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