40歳を迎えた上原浩治、DL入りで開幕絶望に
「慌てたってダメ、焦ってもダメ」
レッドソックスは左太もも裏の張りで調整を続けていたクローザーの上原浩治投手が15日間の故障者リスト(DL)入りすると発表した。3月27日に遡って適用される。
今季も守護神として期待されている上原は先月17日のブレーブス戦前に左太もも裏に張りを訴えて登板を回避。オリオールズ時代にも痛めたことのある古傷で、慎重に調整を続けてきたが、DLに入って開幕を迎えることが決まった。
3日に40歳の誕生日を迎えた上原は「40」と題したブログを更新。周囲の祝福に感謝しながらも、「さて野球の方は、昨日ブルペンで35球ほど投げてきました。まだ怖々投げてるよね。いい感じにはなってきてるけど、メンタル、頭の中が怖がってるからなぁ ^^;この怖さを無くさないと、思い切って投げれないからな。チームはもうすぐ移動かな。自分は居残りだろうね。寂しくなるけど、いま出来ることを コツコツやっていくしかない。慌てたってダメ、焦ってもダメ。 気持ちだけはしっかりと! 」とコメントしている。
上原は最短で4月11日のヤンキース戦からロースター入りが可能。上原の代役として、エドワード・ムヒカ投手が暫定的にクローザーを務めることになる。
一方、先発のジョー・ケリー投手も右上腕二頭筋の張りで故障者リスト入り。上原と同じく11日のヤンキース戦から復帰可能となる。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count