デスパイネも「歓迎」 国交正常化交渉でMLB行きの夢膨らむキューバ選手

巨人メンドーサは「キューバ人選手全員が一番高いレベルでプレーしたいと願っている」

 アメリカ政府とキューバ政府の国交正常化交渉が進む中、これまで亡命という形でしかメジャーリーグに挑戦できなかったNPB所属のキューバ人選手も、両国間の雪解けを歓迎している。米スポーツ専門局ESPNが「次はキューバの番」との見出しで特集した。

 2月にプエルトリコで開催されていたカリビアン・シリーズにキューバ代表として参加していた巨人のエクトル・メンドーサ投手は、オバマ政権とキューバの国交正常交渉について、同シリーズ中にESPNの取材にこう語っている。

「ビッグニュースだ。それは長年の夢が叶うことになる。キューバ人選手全員が一番高いレベルでプレーしたいと願っている。それはメジャーリーグだ。このまま関係が正常化されれば、我々はプレーすることができる」

 ロッテのスラッガー、アルフレド・デスパイネ外野手も「それは歓迎すべきこと。スポーツ界にとってもベストだ。キューバ政府の許可の下、キューバ人選手がアメリカでプレーできるというスポーツ界の道が開けるのだから」と語っている。

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