イチロー、移籍後初ヒットも、マーリンズは開幕3連敗

イチロー、技ありセーフティーバントで3000本安打まで残り155本

　イチロー外野手が所属するマーリンズが8日（日本時間9日）、本拠地マーリンズ・パークでのブレーブス戦で0-2で敗れ、開幕3連敗を喫した。イチローは7回に代打で出場し、絶妙なセーフティーバントで移籍後初ヒットを放ったが、得点につながらなかった。

　先発のケーラーが6回まで無失点に抑えていたが、7回に先頭の4番フリーマンにライトへヒットを許すと、続くピアジンスキーに痛恨の2ランを浴びた。これでマーリンズは開幕から3試合連続で先制を許す苦しい展開に。

　その裏の攻撃で、イチローに出番が回ってくる。2死走者なしの場面でピッチャーの代打として打席へ。ここで相手は右腕カニフから左腕アビランに交代。

　ここまで2戦連続代打で凡退していたイチローは1球目を見送ると、2球目を意表を突くセーフティーバント。三塁側に転がした。これには相手投手も慌て、処理するも一塁送球できず。イチローは悠々セーフとなった。しかし、続く1番ゴードンがピッチャーゴロに倒れ、3アウト。その後も相手の継投の前に得点を奪えず、開幕から3連敗となった。

　移籍後初ヒットが出たイチローはこれでMLB通算2845本目。3000本安打まであと155本となった。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count