田澤純一が空振りでの3奪三振で試合を締める 開幕3試合登板でまだ無失点

5点差の9回に1四球3奪三振で防御率0.00、9-4での勝利に貢献

 レッドソックスの田澤純一投手が13日(現地時間14日)、ナショナルズ戦の9回に登板し、1四球3奪三振無失点の好投で9-4での勝利に貢献した。

 本拠地フェンウェイ・パークでの開幕戦となったこの日は、左太もも裏の張りで故障者リスト入りしていた守護神の上原浩治投手がメジャー復帰した。ジョン・ファレル監督は、すぐにクローザーとして起用する方針を明かしていたが、先発のリック・ポーセロ投手は8回4安打4失点(自責3)と力投。9-4と5点差がついていたため、田澤が9回のマウンドを託された。

 田澤は先頭打者のリードを空振り三振に仕留めた後、続くジマーマンには9球粘られ、四球で出塁を許してしまう。それでも、後続のロビンソンとデズモンドを連続で空振り三振に斬って取った。この回、奪ったアウトはすべて空振り三振だった。

 この日は25球を投げ、ストライクは16球。ここまで3試合3イニングの登板で無失点と、防御率0.00をキープ。2年ぶりのワールドシリーズ制覇を狙う名門で、今年も安定感のある投球を続けている。
 
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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