通算安打でMLB歴代単独45位に立ったイチロー ベーブ・ルース超えは目前

日米通算では今年中に歴代2位のタイ・カッブ超えも?

 同40位のオマール・ビスケル(2877本)、同37位のアル・シモンズ(2927本)も射程圏内。さらに、同33位のバリー・ボンズは2935本、同32位のフランク・ロビンソンは2943本となっており、102安打をマークした昨年を基準に考えれば、今年中に上回る可能性はある。

 イチローはメジャー通算3000本安打まで17日時点で151本としており、開幕前には米メディアの記録特集に名前が登場することも多かった。大台到達は来年になるとの見方が多いが、その前に何人の名選手を抜き去るかにも注目が集まる。

 また、イチローは日米通算では4127本の安打を積み重ねてきた。注釈付きの記録とはいえ、歴代1位の通算4256安打を誇るピート・ローズまで129本に迫っている。こちらを抜けるかは微妙だが、歴代2位のタイ・カッブ(4189本)まではあと62本。イチローが今年中に“歴代2位”に立つ可能性は高いと言えそうだ。

 やはり、2015年もイチローの1本1本のヒットから目が離せない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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