2勝目挙げた田中将大は次も中5日? ヤ軍が特別に登板間隔空ける可能性も

日程通りならば次回登板は今季初の中4日だが…

 昨年7月に右肘靭帯部分断裂の故障を負った田中は、複数の専門家の診察を受けた。その結果、ヤンキースは手術ではなく保存治療を選択。約2か月半離脱したものの、終盤の2試合で先発復帰した。

 そして、今年のスプリングキャンプとオープン戦でも、ヤンキース首脳陣は田中の肘に対する懸念から慎重な調整を続けさせてきた。

 17日にスタートしたレイズとの3連戦を皮切りに、5月17日のロイヤルズ戦まで31日間で30試合という過密日程に突入しているヤンキース。首脳陣はキャンプ中、この連戦期間中に先発投手のローテーションを通常の5人から6人に増員する可能性があることを示唆していた。

 ヤンキースは開幕からすでに2日のオフがあったため、田中はここまで中5日で3試合に登板してきた。日程通りなら、4戦目で初の中4日となる見込みだったが、首脳陣は早速、田中の登板をずらして中5日で起用する考えもあるようだ。

 チームには、田中以外にも故障明けの先発ピッチャーが多い。個々のコンディションと、ア・リーグ東地区最下位という厳しい状況を加味しながら、復調の田中の登板日を決めることになりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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