好投の田中将大を監督&女房役も称賛 「先発ローテの先頭に立つ男」

ジラルディ監督「タフな打線を乗り切り、本当にいい仕事をした」

 ヤンキースの田中将大投手は23日(日本時間24日)、敵地でのタイガース戦で今季4度目の先発に臨み、6回1/3を投げて、3安打1失点、6奪三振、2四球と好投したが、味方の援護がなく3連勝はならなかった。それでも2-1の勝利に貢献するピッチングにチームメイトや指揮官も評価する声が挙がっている。MLB公式サイトが報じている。

 摂氏0・5度、前日降雪に見舞われたコメリカ・パークで、田中は力投を見せた。イアン・キンズラー、ミゲル・カブレラ、ビクトル・マルティネス、ヨエニス・セスペデスらオールスター級の強打者を擁するタイガース打線を7回途中まで3安打1失点に抑えた。18日のレイズ戦で見せた7回2安打無失点の好投に続き、今季2度目のクオリティ・スタート(6回以上を投げて自責点3以内)。その右腕に対し、ジョー・ジラルディ監督は「今日はタフな打線を乗り切り、本当にいい仕事をした」と高く評価している。

 1-1の8回に決勝点につながる1ゴロを放ったブライアン・マッキャン捕手は田中将大本来の投球が戻ってきていると感じているようだ。

「タナカは昨年の彼と同じだった。彼の投げるボールが物語っているよ。マウンドに彼が上がるたびに、彼は勝つつもりでいる。そして、彼は無失点の山を築くつもりでいる。だからこそ、彼は先発ローテーションの先頭に立つ男なんだよ」

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