米紙がイチローの得点記録に注目 マーリンズの“救世主”としても期待

「彼は大きなマイルストーンに近づいている」

 出番がどのくらい回ってくるかが不透明だったイチローだが、ここまで全16試合に出場し、マルセル・オズナ外野手の遅刻などもあって7試合に先発。腰の張りを訴えている正左翼手のクリスチャン・イエリッチに代わりここ3試合連続でスタメンに名を連ねている。同紙によると、マーリンズで今季全試合出場は6選手のみだという。

 記事の中で指揮官はイチローの起用について、「どんな状況でも私は彼を投入することに確信を持てる。彼と契約した時に、我々は彼の持つ多様性について話し合った。我々にとって完璧にフィットする存在であることが証明されている」と語っている。

 また、特集ではメジャー通算3000本安打まで残り147本としているイチローの、もう1つの金字塔をクローズアップ。「彼は大きなマイルストーンに近づいている。水曜日の1得点でイチローはメジャーと日本での通算得点が1966となった。これでサダハル・オーがすべて日本で積み上げた日本野球史上最多得点にあと1と迫ることになった」と報じている。

 この日のフィリーズ戦でホームベースを踏めなかったイチローだが、得点記録の達成は時間の問題と見られている。

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