DL入りの岩隈久志が精密検査 GMは「肩の疲労にすぎないことを祈る」

ヘルナンデスと並ぶ「2枚看板」の岩隈は早期復帰できるか

 
 岩隈は予定されていた26日のツインズ戦への先発が消滅。21日にさかのぼってDL入りした。復帰は最短で5月6日のエンゼルス戦から可能となる。岩隈の代わりに傘下3Aの抑え左腕ルーカス・リットキー投手がアクティブ・ロースター入りした。
 
 岩隈はメジャー2年目の2013年に33試合に先発し、14勝6敗、防御率2.66の好成績でサイ・ヤング賞投票3位に入った。14年は負傷で1か月出遅れたものの、28試合に先発して15勝9敗、防御率3.52。2年連続で安定した成績を残している。

 今季、2001年シーズン以来のプレーオフ進出を目指すマリナーズは、充実の戦力でア・リーグの優勝候補にも名前を挙げられている。抜群の制球力から「コントロール・アーティスト」の異名を持つ岩隈は、「キング」の愛称で知られるフェリックス・ヘルナンデス投手と並ぶ「2枚看板」として大きな期待を集めていただけに、早期復帰を目指したいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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