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売りは打から投へ 驚異のチーム防御率1.74で首位のヤクルトはなぜ変貌?

ヤクルトバッテリーの意識変えた「ミーティング」、結果は「一過性ではない」

 お互いが共通認識を持ち、自信を持って状況に応じた攻め方をしていく。戦略的に、そして精神的にも。そして、その効果は大きい。それらの努力は全ての試合前に行われているという。

「去年までヤクルトは3連戦の初戦にしかミーティングをやっていなかったが、今年は毎試合、その日の先発ピッチャーとキャッチャーでミーティングをしている。時間は短いけど、話をしている。そこが変わったところだそうです。そうやっていけば、相手打線が前日はどうだったのか、中村がピッチャーに言えますよね。それに対して、ピッチャーはそれぞれタイプが違うので『じゃあ自分だったらこうしよう』という話をできる。それでやっていけているのではないでしょうか。

 実際に、中村(のリード)が相当変わってきている。今までは根拠が見えないことがよくあったんですけど、今年はちゃんと話し合いして、確固たるものを作って、それに色付けさせてやればいいので、やりやすさはあると思います」

 チームによって方針は異なるが、野口氏が現役時代には、試合前練習で外野に行って先発ピッチャーをつかまえ「ざっくりとした」話をしていたという。ただ、今年のヤクルトは「少人数だけど、しっかりとミーティングの形でやっている」。野口氏は「そこに野村コーチや高津コーチ、スコアラーもいるかもしれない」と話す。だからこそ、はっきりとした意思を持った組み立てが出来る。

「(投手)それぞれの球種が1つ増えたとか、そういうことも、もちろんありますけど、ちゃんと意思の疎通ができている。秋から口を酸っぱくして言ってきて、春にミーティングをして、試合前にもミーティングができて、こういう結果だから、これは一過性じゃないですね。その話を聞いた時に、これは今だけのものじゃない、続くだろうと思いました。ちょっと流れが悪くなって、2、3試合やられることがあっても、立ち直らせることはできると思います」

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