正左翼手は8日のメジャー復帰目指す 快進撃に貢献のイチローに影響は?

イチローが先発に定着後は9勝2敗、指揮官にとっては嬉しい悲鳴に?

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マーリンズ・イチロー【写真:田口有史】

 開幕から14試合終了時点で3勝11敗とスタートダッシュに失敗し、レドモンド監督更迭の可能性も浮上したマーリンズだが、その後は9勝1敗と“V字回復”に成功。「8」あった借金を完済し、12勝12敗としている。

 4月29日のメッツ戦で3ランホームランを放つなど大きな見せ場を作ったイチローが先発出場を続ける間は、9勝2敗と絶好調を維持。レジェンドは「4番目の外野手」という枠を超えるようなプレーぶりを見せている。

 イエリッチは、メジャー最強と評価される外野トリオの一角。開幕直前に契約を7年延長した有望株で、DLから明ければスタメン復帰が濃厚となる。

 ただ、イチローも打率2割6分6厘、1本塁打、5打点という成績ながら、レドモンド監督はそのプレーのみならず、若手の多いチームに対する圧倒的な影響力も高く評価している。勝っているチームは変えないという鉄則を守り、イチローの先発を継続する可能性はあるのか。指揮官にとっては、嬉しい悲鳴となりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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