同僚の闘志に火つけたイチローの2盗塁 「みんな燃えていた。明日は勝つ」

今季初1番でメジャー通算500盗塁に「11」と迫る鮮やかな2盗塁

 マーリンズのイチロー外野手が3日(日本時間4日)のフィリーズ戦で今季初めてリードオフマンを務め、3打数1安打1四球2盗塁と活躍した。メジャー最高の打率4割4分を誇る先頭打者ディー・ゴードンの休養で出番が回ってきたが、“定位置“で躍動。2-6での敗戦にも、マイク・レドモンド監督がイチローを絶賛していることを地元紙「サン・センチネル」が報じた。

 「1番・レフト」。慣れ親しんだリードオフマンを新天地で初めて務めたイチローが躍動した。

 初回、四球で出塁すると続くエチェベリアの打席で二盗、三盗を華麗に決める。今季初盗塁を含む、電光石火の2盗塁。メジャー通算500盗塁の金字塔まで「11」と迫る鮮やかなスチールだった。

 続く主砲スタントンが初球にライトへの犠牲フライを放ち、イチローは悠々と生還。マリナーズ時代と変わらない働きを見せた。足で先制点を生んだ41歳をスタンドの観衆はスタンディングオベーションで迎え入れた。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY