広島が初回に10点、2回までに12得点の猛攻 杉内を2/3回でKO

初回に4連続タイムリー、四球挟んで7連打の猛攻

 広島が5日、本拠地マツダスタジアムでの巨人戦で初回に大量10点を奪った。相手先発・杉内に先頭の田中はセカンドゴロに打ち取られるも、2番・菊池がレフト前ヒット。ここから打線に火がついた。

 丸は四球で1死一、二塁とし、フランシスコがファールを落球したあと、新井がレフトへのタイムリーツーベース。2点を先制した。ロサリオは空振り三振に倒れるも、梵はレフトへのタイムリーツーベース。さらに、鈴木誠はレフトスタンドへ2ランを叩き込んだ。

 あっという間に5-0となったが、猛攻は止まらない。會澤はセンター前ヒットを放ち、杉内をノックアウト。巨人は2番手・笠原も流れを止められず、ピッチャーの前田に四球を与える。これで2死一、二塁となった。

 ここから田中がセンター前、菊池がレフト前、丸がセンター前、そして新井がセンター前と4連続タイムリー。四球を挟んで7連打で10-0とした。続くロサリオはライトフライに倒れ、ようやくこの回の攻撃が終わった。打者14人の猛攻となった。

 杉内は2/3回を5安打6失点。2/3回での降板は自己最短となった。広島は2回にも1死三塁から會澤のレフトへの2ランが飛び出し、2回までに12-0とした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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