イチロー、サイ・ヤング賞右腕撃ちで3戦連続適時打 「不老の男がヒット」

メジャー通算2867安打で歴代単独43位に浮上

 2013年にサイ・ヤング賞と最多勝のタイトルを獲得したシャーザーは、フリーエージェント(FA)となった昨オフにタイガースから7年総額2億1000万ドル(約250億円)という大型契約で移籍した、球界を代表するパワーピッチャー。マーリンズの公式ツイッターも「イチロー! スコアリングポジションに2人置き、不老の男がヒットで1打点」と絶賛した。

 4回2死走者なしの第2打席はセカンドゴロ、7回先頭で迎えた第3打席はピッチャーゴロ、そして2点を追う8回2死一、二塁の好機では空振り三振に倒れたが、ナショナルズ戦でキャリア通算21試合出場中20試合でヒットを記録。また、3試合連続でのタイムリーヒットとなった。

 この日のヒットでMLB通算2867安打としたイチローは、オールスター6回出場を誇り、現在ホワイトソックスのコーチを務めるハロルド・ベインズ氏を抜き、歴代単独43位に浮上。歴代42位につける「野球の神様」ベーブ・ルース氏の通算2873安打まであと6本と迫っている。

 ここまで15試合連続で先発出場中のイチローは打率2割9分1厘としている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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