リーグトップの本塁打放つソフトバンク ヤフオクD「HRテラス」の効果は?

今季本塁打が減少傾向のプロ野球、パ球団別で見ると…

20150507_yoshimura
2本のテラス弾を放っている吉村裕基【写真:編集部】

 今季、プロ野球界全体で本塁打が減少傾向にある。パ・リーグに限っても、ゴールデンウィークの連戦が終わった段階で昨季は145本だったが、今季は124本へと減っている。

 球団別に見ると、以下の通り。

 ソフトバンク 29→27
 西武 13→26
 日本ハム 30→23
 ロッテ 25→18
 オリックス 26→17
 楽天 22→13

 西武だけが倍になっているが、これは主砲・中村剛也(8本)の好調に加え、昨季の前半戦はいなかった2年目の森友哉(6本)、途中加入で本塁打王になったメヒア(4本)によるところが大きい。ソフトバンクを除く4球団は大幅に減らしている中で、ソフトバンクは2本減。ホームランテラスが無ければ、19本塁打となることを考えれば、効果があったと言える。

 被テラス弾が1本だけということを踏まえれば、こと本塁打だけで言えば、ここまでは地の利がある。勝手知ったる本拠地だけに投手陣も対処出来ているのだろう。ヤフオクドームでの残り試合は52試合。あと何発のテラス弾が生まれるのだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY