ヤクルトの連敗止めた石山 3年目での巨人戦初勝利に「特別なもの」

6回無失点の好投で連敗「9」で止める、「本当に長かった」

 ヤクルトの石山泰稚投手が敵地での巨人戦で6回無失点と好投して3勝目(3敗)を挙げ、チームを連敗脱出に導いた。リーグトップタイの5勝を挙げているルーキー高木との投げ合いを制し、自身の連敗も2でストップ。ヤクルトは泥沼の9連敗を喫していたが、2-0の快勝でついにトンネルを抜けた。

 あまりにも苦しい連敗地獄を脱し、石山はヒーローインタビューで「本当に長かったですけど、僕も負けに加わってたので、何とか勝ちたいという気持ちでマウンドに上って、勝ててよかった」と胸をなで下ろした。

 7日に一度出場選手登録を抹消された。「1回抹消されて10日間(登板間隔が)空いたんですけど、その中で気持ちを入れ替えて、その前の試合で先発として役割を果たせてなかったので、今日は何とか役割を果たしたいとマウンドに上がっていました」。大きな仕事をやり遂げた。

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