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ヤクルト、一時首位もなぜ最下位転落? 連敗脱出で再浮上なるか

ようやく、ようやく、ヤクルトが泥沼から抜け出した。17日の巨人戦(東京D)に2―0で勝利し、連敗を9で止めたツバメ軍団。4月29日まで首位を走っていたチームが、なぜ2週間あまりの間に最下位にまで転落してしまったのか――。

東京ヤクルト神宮

「守り勝つ野球」で快進撃も一気に失速、短期間で首位から最下位へ

 ようやく、ようやく、ヤクルトが泥沼から抜け出した。17日の巨人戦(東京D)に2―0で勝利し、連敗を9で止めたツバメ軍団。真中満監督は「1つ勝つのは大変だな、と改めて思いましたね」と疲労感をにじませながら、しみじみと話した。4月29日まで首位を走っていたチームが、なぜ2週間あまりの間に最下位にまで転落してしまったのか――。

 昨年はリーグトップのチーム打率2割7分9厘をマークするなど、強打を武器にしたチームだった。だが今季はバレンティンが昨秋に左アキレス腱の手術を受けた影響で開幕から出遅れ、ミレッジも4月1日の阪神戦(神宮)前に右肩痛で離脱。昨季最多安打を獲得した山田哲人も調子が上がらず、貧打にあえいでいた。

 そんな中でも勝ち星を重ねてこれたのは、課題だった投手陣を整備したからだ。

 ロッテからFAで加入した成瀬が先発ローテの一角を担い、米レッズから加わった203センチ右腕・オンドルセクがセットアッパーとして君臨。最後に首位にいた4月29日までのチーム防御率はリーグトップの1・81。開幕戦から14試合連続で3失点以下に抑えるというプロ野球記録も樹立するなど、投手陣を中心に「守り勝つ野球」(真中監督)を実践してきた。

 だが開幕から1か月が経った4月下旬になると、その投手陣に疲れの色が見えてくる。序盤から緊迫した試合展開が多く、中継ぎは常にフル回転を求められたため、次第に疲弊。先発陣も徐々に持ち堪えられなくなり、9連敗中のチーム防御率は6点台。その間、打線も平均2・3点と貧打に喘いでいたが、野村克則バッテリーコーチはこの大型連敗を「バッテリーの責任」と言い切る。

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