首位DeNAは阪神に敗れる 横浜スタジアムでの連勝は「11」でストップ

阪神は延長10回に福留が決勝2点タイムリー

 DeNAが阪神に4-2で敗れ、横浜スタジアムでの連勝が「11」で止まった。先発の井納は8回1失点と好投したが、2番手の田中が9回に1失点。すぐに同点に追いついたが、延長10回には安部が2点を奪われた。無類の強さを発揮していた横浜スタジアムで、4月21日の阪神戦以来となる黒星を喫した。

 初回、DeNAの先発・井納は先頭・鳥谷のレフト前ヒットなどで1死二塁とピンチを背負う。続くマートンにはライトへのタイムリーを浴び、先制を許した。

 一方、打線は阪神の能見から1死一、二塁とチャンスを作ったが、筒香はレフトフライ、ロペスはサードゴロに倒れて、無得点に終わった。

 井納は2回以降は好投。すると、3回に主砲が応える。2死三塁でリーグトップの打点を誇る筒香がレフトへタイムリー。同点に追いついた。

 8回、井納は2死二塁とピンチを背負う。しかし、ここでマートンをフォークで空振り三振。渾身のガッツポーズを繰り出した。

 9回、DeNAは球数が135球に達していた井納に代えて、今季好調の田中をマウンドに送る。しかし、これが誤算。先頭のゴメスに四球を与えると、代走の荒木に二盗を許す。捕手・高城の送球も逸れて無死三塁とされた。ここで福留にレフトへの犠牲フライを許し、勝ち越された。

 阪神の先発・能見は9回も続投。DeNAは先頭の4番・筒香がライトへのツーベースで出塁すると、1死からバルディリスがレフトへのタイムリーを放ち、土壇場で同点に追いついた。

 延長10回、DeNAは安部を投入したが、1死後に3四球で満塁としてしまう。ここで福留にセンター前ヒットを浴び、2点を勝ち越された。

 その裏、DeNA打線は阪神の福原に抑えられて敗戦。横浜スタジアムでの連勝がついに止まった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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