マーリンズの救世主? 復帰目指すエースが初の実戦形式で156キロ計測

昨年5月にトミー・ジョン手術受けたマーリンズのフェルナンデスが、いきなり豪速球披露

 マーリンズの若きエース、ホセ・フェルナンデス投手が1日(日本時間2日)、昨年5月に右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けてから初めてとなる実戦形式の練習に登板。最速97マイル(約156キロ)の豪速球を投げ込むなど復活をアピールしたことをMLB公式サイトが報じている。

 成績不振を理由にマイク・レドモンド前監督が更迭されてから、更なる不振に苦しむマーリンズにスーパースターが帰ってくる。昨年5月16日に右肘靭帯断裂でトミー・ジョン手術を受け、リハビリを続けてきたフェルナンデスが、実戦形式の練習でマウンドに立った。

 エースはマイナーの打者10人を相手に42球を投げ、ファストボールの球速は94~97マイル(約151~157キロ)と豪速球が復活。7奪三振1四球という完璧な内容だったという。

 6日(日本時間)に傘下1Aジュピターでリハビリ登板に臨む予定となったフェルナンデスは、この日のカブス戦の途中には地元テレビ局「FOXテレビ・フロリダ」の生中継にダグアウトから笑顔で登場。久々の実戦について「もう何て表現していいか分からないよ。試合で投げることができて最高だった」と語り、喜びを爆発させていた。

 キューバ出身の右腕は13年に新人王を獲得。メジャー通算36試合に先発し、16勝8敗。防御率2.25という成績を残している。

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