復帰戦で快投の田中将大に絶賛の嵐 「宝石のような輝き」「珠玉の投球」

首脳陣の想定を遥かに超える投球、「彼らはこのピッチングを予想していなかった」

 地元メディアの間では、昨年7月に右肘靭帯部分断裂で約2か月半離脱し、今年も4月末にDL入りした右腕に対する不安の声が上がっていたが、それを一蹴するような圧巻のピッチングだった。

 ESPNは「ヤンキースの右腕マサヒロ・タナカは故障者リストから復活したシアトルで輝きを放つ」との見出しでリポート。「ニューヨーク・ヤンキースは、右手首と前腕部の痛みからの復帰戦で、マサヒロ・タナカに今季序盤の調子を取り戻すことを願っていた。だが、彼らはこのピッチングを予想していなかった」と絶賛。首脳陣の想定を遥かに超えるような復活のマウンドだったと報じている。

 伝家の宝刀スプリットと最速154キロのファストボールを武器に、7回を78球で投げ抜き、9個の三振を奪った。78球でストライクは58球。エース復活を印象付けるピッチングで、防御率は2.76と一気に向上している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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