和田毅は9安打5失点の乱調で4回途中KO 今季4戦目も初勝利ならず
序盤から打ち込まれて無念のKO、防御率は4.19に
カブスの和田毅投手が5日(日本時間6日)、敵地でのナショナルズ戦で今季4度目の先発マウンドに上がり、またも初勝利はならなかった。序盤から打ち込まれ、3回2/3を9安打5失点の乱調。無念のKOとなった。
和田は初回、スパンをセンターフライ、ジマーマンをセカンドフライと上々のスタート。今季好調のハーパーには四球を与えたが、レンドンは見逃し三振に仕留めた。
しかし、2回につかまる。先頭のラモスにライト前ヒット、デズモンドにはレフトへの二塁打を浴びて無死二、三塁のピンチ。ここでエスピノザにレフトへの3ランを浴びた。その後、テイラー、ロアークはライトフライ、スパンはレフトフライに抑えた。
3回も先頭のジマーマンにライト前ヒットを浴びると、ハーパーにはライトオーバーの痛烈な一打を浴びる。しかし、ライトのレイクが素早く処理すると、前の走者が三塁で止まっていたにもかかわらず、ハーパーは二塁を回る。塁間で挟まれてアウト。和田にとってはラッキーなプレーとなった。
続くレンドンはサードゴロ、ラモスにはライトへの痛烈なライナーを浴びたが、レイクのファインプレーでアウトとなった。
4回、カブスはリゾのソロホームランで1点を返すが、和田は立ち直れない。その裏、先頭のデズモンドにセンター前ヒット、エスピノザにはレフトへの二塁打を浴びて無死二、三塁とされる。テイラーにはライトへの犠牲フライを打たれ、4点目を奪われた。
さらに、ピッチャーのロアークにもサードへの内野安打を浴びて1死一、三塁と再びピンチ。スパンにはセンター前へのタイムリーを浴び、5失点となった。
ジマーマンには三遊間への強いゴロを打たれたが、これはカストロのファインプレーで二塁フォースアウト。続くハーパーは敬遠四球で、2死満塁としたこところで和田は交代を告げられた。2番手のジャクソンはレンドンをサードフライに打ち取った。
和田は3回2/3を投げ、9安打5失点1奪三振2四球の乱調。62球を投げ、ストライクは37球。防御率は4.19となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count