日本ハムが巨人とのトレードを発表 矢貫&北が移籍し、矢野&須永を獲得

矢貫「日本シリーズの舞台で会えるように」、吉村GM「すぐに一軍の戦力として貢献してくれる」

 矢貫は球団を通じて「約6年半、本当にお世話になりました。調子がいい時も悪い時も常に変わらぬご声援をいただき、それが僕の成長につながりました。ファイターズの一員ではなくなりますが、野球は続けていきますので、日本シリーズの舞台でまたファンの皆様とお会いできるよう、精一杯頑張ります」とコメントを発表。

 北も「短い期間でしたが、自分を成長させてくださった球団には感謝の気持ちでいっぱいです。ファイターズファンの皆様のこと、そして北海道が大好きでしたので、こういう形で去るのは残念ですが、元気な姿をお見せすることが恩返しになると思います。ぜひ日本シリーズで戦いましょう」とコメントした。

 また、吉村浩GM兼チーム統轄本部長は「実績と経験が豊富な矢野選手の加入は、若手選手の多いファイターズ野手陣に大きな価値をもたらし、すぐに一軍の戦力として貢献してくれるでしょう。須永投手は貴重な左腕投手として、ジャイアンツで幅を広げた投球技術に期待しています。なお、矢野選手が国内FA資格を取得していることについては、功績に深く敬意を表し、シーズン終了後に話し合いをする予定です」と期待を明かした。

 4人の通算成績は以下の通り。

 矢貫 110試合登板、6勝8敗1セーブ15ホールド、防御率3.75。
 北  53試合出場、打率2割5分、2本塁打、4打点。

 矢野 622試合出場、打率2割6分9厘、27本塁打、129打点。
 須永 25試合登板、0勝3敗2ホールド、防御率7.96。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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