イチロー、代打で“最年長対決”制して左前打 通算2881安打で単独39位に

メジャー最年長選手のホーキンスからヒット、チームは連敗「3」で止める

 マーリンズのイチロー外野手は11日(日本時間12日)、本拠地でのロッキーズ戦に代打で出場し、左前打を放った。メジャー通算2881安打として、並んでいたフランキー・フリッシュを抜いて歴代単独39位に浮上。チームは6-0で快勝し、連敗を「3」で止めた。

 イチローは6点リードの8回に先発ピッチャー、フェルプスの代打で登場した。相手投手は、この回から登板したメジャー最年長42歳のホーキンス。野手ではメジャー最年長の41歳のイチローは、1ボールから92マイル(約148キロ)の直球を鮮やかにレフト前に運び、“最年長対決”を制した。

 続くエチャバリアもヒットで続いたが、後続が倒れて追加点にはつながらなかった。

 イチローは10日(同11日)の敵地ブルージェイズ戦でメジャー通算2880安打目を放ち、フリッシュに並ぶ歴代39位タイとなっていた。DH制のない本拠地に戻り、この日は4試合ぶりにベンチスタートだったが、代打でヒットを放った。

 歴代38位のザック・ウィートは通算2884本で、3本差となっている。

 イチローは打率2割7分8厘となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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