注目引いたイチローのある行為 バットの扱い方は「これ以上ないほど」
マイアミに広がるイチロー流の逸話
以前、地元紙「マイアミ・ヘラルド」もイチローの用具に対するアプローチを「トロフィーのように扱う」と特集。「ほとんどの選手が彼らのグラブに唾液をつける中、彼はトロフィーのように扱っている。毎日、オイルでグラブを磨いている。他の選手がバットを松ヤニやテープで意図的に汚す中、イチローはバットの状態を化学者のように見つめるのだ」と報じていた。
今回の実況では「メジャー移籍直後か、日本でプレーしていた頃か失念しましたが、かつて自分のバットを投げてしまい、試合後にとんでもないことをしてしまったと反省したそうです。それ以降、ものすごく大事に扱っているそうです。彼はバットを除湿器(バットケース)で保管し、遠征するほどです」とオリックス時代のエピソードも紹介している。
イチローのそのような姿勢はマーリンズのチームメイトにも影響を与えているようで、除湿剤を備えたバットケースをゴードンにおねだりされ、同選手の番号9が施された特注品をプレゼントしたことも話題となっていた。
バットやグラブをとことん大事にするイチロー流は未来のメジャーリーガーにも継承されていくかもしれない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count