田中将大は援護なく2敗目も「自分の投球が残念」 イチローには「完敗」
「試合が膠着している中でホームラン。自分のピッチングが悪い」
修正能力の高さを見せたピッチングだっことは間違いない。それだけに、悔やまれるのは7回に浴びたホームラン。3回以降は両チーム無得点で試合が進む中、先頭のディエトリッチに甘く入ったツーシームをライトへ運ばれた。
7回2失点で黒星がつき、打線の援護がなかったことを残念に思うか、という質問も飛んだ。これに対して、田中はきっぱりと言い切っている。
「それはないです。自分の投球が残念だと思いますから。(2回は)やっぱり点取ってもらった後、すぐ裏の回に1点目取られて、試合が膠着している中で(7回に)ホームラン、長打ですぐに1点奪われてしまった。自分のピッチングが悪いと思っているので」
右手首の炎症と右前腕部の張りから復帰後、3連勝とはならかった。それでも、3試合連続でハイ・クオリティー・スタート(7回以上を自責2以内)を達成。先発投手としての責任は十分に果たしている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count