米記者が予想を“上方修正” イチローの3000本安打達成確率は90%
イチローの「ベースボールIQは他に類を見ない」
特集の中では、「イチローは内野安打のシェアを広げる足が健在。そして、マーリンズ・パークは彼が安打を放つことに適した場所である。この男は怪我をせず、走れる上に、ベースボールIQは他に類を見ない」と評されており、現時点で100安打ペースであることも紹介されている。これを受け、今季終了時にはローズ氏の記録まで残り34本、史上30人目の3000本の大台まで残り56本に迫ると予想。2016年に2つの偉業に到達すると分析されている。
また、今特集で挙げられたその他の選手は以下の通り。
◯エイドリアン・ベルトレ(レンジャーズ)
2657安打、予想達成時期・2017年、達成確率75%
◯アルバート・プホルス(エンゼルス)
2587安打、予想達成時期・2017年終盤、もしくは2018年序盤、達成確率95%
◯ミゲル・カブレラ(タイガース)
2268安打、予想達成時期・2019年、達成確率99%
◯マイク・トラウト(エンゼルス)
649安打、予想達成時期・2029年、達成確率60%
一方、トリー・ハンター(ツインズ)、カルロス・ベルトラン(ヤンキース)、ジミー・ロリンズ(ドジャース)、アラミス・ラミレス(ブルワーズ)、デイビッド・オルティズ(レッドソックス)らはすでに2000安打に達しているものの、「3000本到達の可能性ゼロ」と予想されている。1901本のロビンソン・カノ(マリナーズ)、1820本のホセ・レイエス(ブルージェイズ)も達成については厳しい見方を示されている。
またマイケル・ブラントリー(インディアンス)、ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)、スターリン・カストロ(カブス)が次世代の3000本達成候補として挙げられている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count