クラブハウスにマジシャンを招待!? 名将の“切り札”でカブスが連敗脱出

レイズ時代にも一風変わった主砲を用いた名将、「魔法の瞬間を作り出そうと」

「ここしかないと思ったね。(3連敗した)セントルイスでは苦しいシリーズだった。でも、誤った理由で選手には動転してほしくなかった。我々はいい試合をした。ただ、彼らが強かった。前に進むしかない」

 マドン監督は今回の“サプライズ”の狙いをこう明かしたという。

 昨年まで指揮したレイズ時代にも、クラブハウスにペンギンを連れてくるなど一風変わった手法を用いて、チームの勝利を引き寄せてきた。フロリダで有名な先住民セミノール族の呪術師で、雨を降らせることで知られる「レインメーカー」をトロピカーナ・フィールドに呼んだこともあった。もちろん、過去にマジシャンを連れてきたこともある。

「ちょっと雰囲気を明るくしようと思ったんだ。僕たちはここで魔法の瞬間を作り出そうとしているんだから、マジシャンを引っ張り出すのも悪くないだろ」

 記事によると、会心の勝利で連敗を止めた名将はしたり顔だったという。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY