巨人は「初モノ」に弱い? 今度は中日・鈴木がプロ初先発へ、結果はいかに

4日の巨人戦でプロ初先発に臨む20歳の鈴木

 中日の2年目20歳・鈴木翔太投手が4日、本拠地での巨人戦でプロ初先発することになった。鈴木は2013年秋のドラフト会議で楽天に入団した松井裕樹投手の外れ1位で、聖隷クリストファー高校から入団。エースナンバーである背番号18をいきなり与えられる注目株だった。

 鈴木は高卒新人ながら昨年の6月17日の西武戦に初登板。地元静岡・浜松球場で救援デビュー。シーズン5試合はすべてリリーフで経験を積み、今年は先発としての飛躍を期待されていた。キャンプは1軍スタート。しかし、今年のウエスタン・リーグの開幕戦で先発に抜擢されるも、左膝に打球を当て亀裂骨折してしまった。その後リハビリを経て5月下旬に実戦復帰。6月末に登板予定だった広島戦が雨で流れたため、初先発が巨人戦となった。

 巨人は初モノに弱い――。確固たるデータはないが、プロ野球界でこの定説は浸透している。巨人戦は他球団の選手からすると、最も注目の高い試合になるため、普段とは違う力が働くなど諸説ある。実際に今季も巨人戦がプロ初先発となって好投したケースや、ルーキーが巨人戦初登板で勝利した試合もある。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY