イチローは4タコ メジャー自己ワーストを更新する29打席連続ノーヒット

チームは4連勝も4打数無安打、2012年の25打席連続ノーヒットを超える

 マーリンズのイチロー外野手が3日(日本時間4日)、敵地でのカブス戦に「8番・ライト」で先発出場し、4打数無安打に終わった。これでメジャー自己ワーストを更新する29打席連続ノーヒット。チームは2-1で勝利し、4連勝を飾ったが、イチローは長いトンネルから抜けられずにいる。

 1-1で迎えた2回は、無死一塁で相手先発ハメルのツーシームに空振り三振。5回は先頭で二飛に倒れた。7回は2死走者なしでライトフライ。9回は1死一塁で打席へ。中継ぎ右腕グリムに2球で追い込まれてから粘り、6球目にはギラスピーが二盗に成功。しかし、7球目のスライダーで空振り三振に倒れた。

 6月19日のレッズ戦から13試合連続、29打席連続でノーヒット。マリナーズ時代の2012年6月30日~7月7日に記録したメジャー自己ワーストを超えた。

 今回は3四球2犠打(前回は1四球1犠飛)が含まれ、途中出場も7試合と状況が違うが、深刻な状態だ。打率は6月18日の2割9分4厘から2割5分1厘まで一気に下がった。

 マーリンズは6回にボアの決勝ホームランが飛び出し4連勝。チームが勝っていることは救いだが、イチローにとっては厳しい状況が続いている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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