巨人マイコラスが月間MVP初受賞 西武秋山は記録ずくめで今年2度目受賞

セ・リーグ6月三冠王のヤクルト畠山、無敗のソフトバンク武田も初受賞

 6月の月間MVPが日本野球機構(NPB)から発表され、セ・リーグは巨人のマイルズ・マイコラス投手、ヤクルトの畠山和洋内野手、パ・リーグはソフトバンクの武田翔太投手、西武の秋山翔吾外野手が受賞した。秋山は2度目、その他の選手は全員が初受賞となった。

 マイコラスは4試合に先発して2完封を含む3勝1敗。31回を投げ、防御率1.16、23奪三振、自責4と活躍。巨人の外国人投手では史上初となる月間2度の1-0完封勝利を挙げた。巨人からは、3・4月の高木勇人に続く投手部門での受賞となった。

 畠山は20試合で打率3割7分8厘、28安打、8本塁打、23打点をマーク。プロ15年目での初受賞となった。6月は打率、本塁打、打点で三冠王の活躍だった。

 武田は4試合に先発して1完封を含む3勝0敗。規定投球回以上の投手で唯一の無敗だった。27回を投げて防御率1.00、25奪三振、自責3という成績だった。

 秋山は22試合で打率4割4分8厘、43安打、2本塁打、10打点。22試合のうち21試合でヒットを放った。打率、安打、塁打(60)がリーグトップで、出塁率(4割9分5厘)は同2位。月間8度の“猛打賞”はリーグ5人目のタイ記録、2か月連続の40安打以上は1994年5、6月のイチロー以来となる同2人目と、記録ずくめの1か月だった。

 秋山の月間MVPは今年3・4月につづいて自身2度目。6月3日の中日戦から連続試合安打を続けており、5日のロッテ戦を終わった時点で26試合連続安打としている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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