不振のイチローにライバル? マ軍が内野手を次々と外野に回す可能性も

「ベーカーとモースを少し外野で起用することも検討」

 記事では「一塁のみならず、モースは外野でもプレーできる。両翼でプレーしたこともある。モースがレフトで状況に応じて先発し、イエリッチをセンターに動かし、オズナをライトにシフトさせるシナリオもある」と報じている。不振のオズナは、調子を取り戻してメジャーに再昇格すれば、ライトに回ることもありそうだ。

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マーリンズ・イチロー【写真:田口有史】

 また、第4の外野手として今季から加入したレジェンドについては「イチローは苦しんでいる。コール・ギレスピーが日曜日(のカブス戦)にライトで先発した。ジェフ・ベーカーももう1つのオプションだ」とレポートしている。ベイカーも本来は内野手で、ギレスピーはマイナーからの昇格組。外野手のやりくりが苦しい中で、イチローのバットは沈黙を続けている。

 記事では、ジェニングス監督が「ベーカーとモースを少し外野で起用することも検討するかもしれない。選択肢はある。打撃(の調子)が戻ってきてくれて嬉しい。我々には長打力の脅威も戻ってきた」と語っていることにも触れている。

 スタントン、オズナという主力が不在となり、その穴を埋めることが期待されながら、不調にあえぐイチロー。定位置争いに新たなライバルが続出してきている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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