上原浩治、40歳で20Sはメジャー史上7人目の快挙 「2年契約は正当」と米紙

3年連続20セーブ達成

 レッドソックスの上原浩治投手が7日(日本時間8日)の本拠地マーリンズ戦でまた1つ歴史にその名を刻んだ。田澤純一が2番手として7回2死からマウンドに上がり、1回1/3を無失点に。4-3と1点リードで迎えた9回には上原が登板し、2者連続三振を含む3者凡退で抑え、1点のリードを死守した。田澤は今季初勝利、上原は3年連続20セーブを記録し、チームの3連勝に貢献した。

 地元メディア「ボストン・ヘラルド」は試合後、上原の偉業を速報。「レッドソックスのコウジ・ウエハラは40歳以降に20セーブを挙げた史上6人目の投手となった」と伝えた。

 同紙は、ホイト・ウィルヘルム、デニス・エカーズリー、ダグ・ジョーンズ、トレバー・ホフマン、マリアノ・リベラの5投手が過去40歳を過ぎて20セーブをマークしていると紹介。実際には昨季、ラトロイ・ホーキンスがロッキーズで23セーブを挙げており、6人が達成している。いずれもそうそうたる顔ぶれで、今年4月に不惑を迎えた右腕はこの日のセーブでそのリストに加わった。

 記事では上原が現在、8試合連続で無失点で、今季22回のセーブ機会で20セーブを挙げたデータも紹介。過去2年よりも輝きは小さいものの、昨季レッドソックスが2年総額1800万ドルで契約を結び直した判断が正当であることを十分に証明しているとの見方を示している。

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