圧巻の投球見せる上原浩治が掲げる課題 「この二つをどうにかすれば…」

「この二つをどうにかすれば、もっといい成績が出るはず」

「成績に関しては、はっきりと悪い時が数字で出てたよね。デーゲーム…(^_^;) 防御率が六点台。 苦手って思ってなかったんだけど… セーブ機会じゃない時…(^_^;) 防御率が五点台。

 この二つをどうにかすれば、もっといい成績が出るはず。後半戦の課題としてやっていこう。点差があると気を抜くってことじゃないんだけど、何かいつも点を取られるよね。日本にいた時からそうだった (^^;;」

 ブログでこう振り返っているように、前半戦はナイター25試合で2勝1敗17セーブ、防御率1.16と圧巻の成績を残しているのに対して、デーゲームは11試合で0勝2敗5セーブ、防御率5.59。また、セーブ機会で登板した24試合では防御率1.17だが、その他の試合では防御率5.40と明らかな差が出ていた。

 現時点でリーグ5位の22セーブと3年連続20セーブ以上を記録しており、昨年記録したメジャー自己最多の26セーブを更新することは確実な状況だ。低迷していたレッドソックスも、ア・リーグ東地区最下位ながら、首位ヤンキースとは6・5ゲーム差と逆転優勝も十分に可能な状況となっている。

「しっかりと反省はして、後悔はしないように頑張りたいね。いつも通り、コツコツとやっていくこと!」。向上心を失わない絶対守護神が、巻き返しへのキーマンとなることは間違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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