日本ハム吉川が1か月ぶり7勝目 ホークスと2・5差も「あと1試合が大事」

首位攻防戦の初戦で6回1失点の好投、「風のおかげで…」

 日本ハムの吉川光夫投手が14日、帯広でのソフトバンク戦で6回5安打1失点と粘りの投球を見せ、約1か月ぶりの7勝目を挙げた。打線は岡のタイムリーなどでしぶとく3点を奪い、3-2で快勝。首位攻防戦第1ラウンドを制し、5連勝でソフトバンクに2・5ゲーム差に迫った。

 吉川は1、3回に1死一、三塁のピンチを迎えたが、いずれも踏ん張って無失点。2回には李大浩、松田にライト方向への大きな飛球を打たれたが、いずれも強い風に押し戻されてホームランにはならなかった。2点リードの5回に明石の犠飛で1点は奪われたものの、大事な一戦で6回1失点と役割を果たした。

 試合後、お立ち台に上がった左腕は「大事な首位攻防戦の初戦を任されて、こういう結果になって本当にうれしいです。慌てずにしっかりバッターに向かって投げられたので、野手の方にも助けてもらってこのような結果になったと思います。2回に2本ホームラン入れられたかなと思ったんですけど、風のおかげで戻ってきました」と笑みを浮かべた。

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