後半戦の動向が注目される田中将大 米紙が指摘する2つの「可能性」

後半戦キーマンの一人に

 そのほかの先発陣は、今季好不調の波が激しいマイケル・ピネダ投手が「時々」、炎上することの多いCCサバシア投手は「懸案事項」、今季マーリンズから加入したネーサン・エオバルディ投手は「進化中」、トミー・ジョン手術から復活したイバン・ノバ投手は「笑顔」と評されている。

 一方、圧巻の投球を続ける新守護神アンドリュー・ミラー投手は「証明済み」、オールスターに選出された剛腕セットアッパー、デリン・ベタンセス投手は「圧倒的」、堅実なピッチングを見せるアダム・ウォーレン投手は「不可欠」など、リーグ屈指のブルペンは前向きな言葉が並んでいる。

 また主力野手では昨年までの不調を乗り越え、オールスターに選出されたマーク・テシェイラ内野手が「復活」、打率・182で本塁打12本という極端な数字を残すスティーブン・ドリュー内野手が「奇妙」、攻守に不振のチェース・へドリー内野手は「失意」、そして、禁止薬物使用問題で昨年出場停止だったアレックス・ロドリゲス内野手は予想外の活躍で「衝撃的」と表現されている。

 エースとしての大きな期待と、トミー・ジョン手術による長期離脱の不安という2つの可能性を指摘されている田中。いずれにせよ、飛躍を目指す名門において、後半戦のキーマンとなるのは間違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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