2勝目の岩隈久志にマリナーズ指揮官も絶大な信頼 後半戦「10勝0敗を期待」

Aロッドを3打席連続K、岩隈は被弾に「少し悔いが残る」

 この日、Aロッドを3打席連続三振に仕留めるなど安定した投球を見せた岩隈。その右腕について球団公式サイトも記事の中で「彼は5三振を奪い、四球を一つも与えなかった。近年、彼の投球を効果的にしてきた制球力があった」と高く評価。

 岩隈は通訳を通し、被弾の場面を「少し悔いが残ります」と振り返りながらも、「投球のメカニックがいいと感じます。全体的に切れている」と手応えを口にしている。

 その右腕に関して指揮官も絶大な信頼を寄せている様子。記事によると、指揮官は後半戦で予想される岩隈の先発14試合のうち、10勝を期待しているという。このヤンキース戦での勝利が一つ目の勝ち星とされている。

 交代させた場面を「とても暑かった。彼は最初の数イニングに見たような足への活力がなかった。交代させる頃合いだと思ってね」と説明している指揮官。前半戦で故障者リスト(DL)入りするなど出遅れた右腕は、後半戦で大きな期待を集めている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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