マリナーズ監督、7回2失点の岩隈久志を評価 「最高の仕事をしてくれた」

今季最多の112球を投じる

 日本人右腕のコンディションに細心の注意を払ってきた指揮官だが、6回終了時で101球に達していた岩隈を7回のマウンドに送り出した。

 7回1死一、二塁の場面ではゴーズの強烈なピッチャー返しを巧みにキャッチ。ダブルプレーに仕留め、指揮官の信頼に応えた。岩隈は結局、初回に2失点を喫して以降は点を与えず、今季最多の112球を投げ、2-2で降板した。

 岩隈は今季限りで契約満了となるために、マリナーズが来季以降の巻き返しを見据えて、若手の有望株と引き換えにトレードに出す可能性も浮上。この日は岩隈とプライス視察のためにバックネット裏にメジャースカウト陣が集結した様子も現地で報じられている。

 この日のピッチングによって岩隈はトレード市場での評価をさらに高めたようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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