ソフトバンク攝津はどう不振脱した? 好投見せた右腕の明らかな変化とは

1軍マウンドに戻ってきた右腕の明らかな変化とは

 前半戦の攝津は、とかくボール先行だった。不利なカウントになり、自らを苦しくした。そして、痛打を食らう、1発を浴びるシーンが目立った。慎重になり過ぎるのか、追い込んでから3ボールになることも多かった。抹消時の29四球はその時の規定投球回到達者でワーストだった。

 1か月超の再調整を経て、1軍のマウンドに帰ってきた攝津には明らかな変化が見えた。真っすぐの球速自体はさほど変わらないが、果敢にストライクゾーン(特にインコース)へと投げ込み、早い段階でカウントを整えた。真っすぐを意識させられたロッテ打線はカーブ、シンカーといった右腕の変化球に、凡打の山を積み重ねていった。

 工藤公康監督も「ストレートで押していた。攝津には変化球のイメージがあるから、真っすぐで押せる。真っすぐで押せば、変化球も生きる」と語っている。

 攝津は次週が5試合であること、そして、前日の雨天中止で登板が流れた中田賢一とのローテの兼ね合いもあって、一旦、出場選手登録を抹消された。地元・秋田での凱旋登板は叶わず、次回登板は再び6連戦となる8月4日からの日本ハム3連戦(ヤフオクD)となる見通しだ。

「こういう投球を続けて、自信を取り戻していって欲しい」と工藤公康監督は言う。昨季まで4年連続2桁勝利を挙げてきた鷹のエース。連覇に向けて、頼れる右腕が戻ってきた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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