岩隈久志は自身メジャー初の2ケタ被安打 6回途中10安打6失点で2敗目

6回途中でKO、防御率は5.10に悪化

 マリナーズの岩隈久志投手は28日(日本時間29日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に先発。5回2/3を投げてメジャー自己最多の10安打を浴び、6失点でKOされた。マリナーズは4-8で敗戦。岩隈は2敗目(2勝)を喫した。

 岩隈は初回、1死からポロックにレフト前ヒットを浴びる。続く主砲ゴールドシュミットはライトフライに仕留めたが、ペラルタの打席でポロックに二盗を許す。ここでペラルタにレフトへのタイムリーを浴び、1点を先制された。

 2回は先頭のラムに四球を与えたものの、オーウィングスはセンターフライ、ヘルナンデスは遊ゴロ、アーメドは遊ゴロに仕留めて無失点。3回は2死を奪うが、ゴールドシュミットにレフト前ヒットを浴びる。続くペラルタにレフト線へのタイムリー二塁打を浴び、追加点を奪われた。

 その裏、マリナーズはズニーノのソロで1点を返す。すると、岩隈は4回、サルタラマッキアをサードフライ、ラムを空振り三振、オーウィングスをセンターフライと3者凡退に仕留めた。

 しかし、岩隈は5回に2死からインシアーテに右中間へのソロを浴びて再び2点差に広げられる。さらに、6回には相手打線につかまり、先頭のゴールドシュミット、ペラルタに連打を浴びる。1死となってから、ラムにもライト前ヒットを許して満塁の大ピンチを招いた。

 続くオーウィングスにはライトへのタイムリーを打たれ、2者が生還。2死となってからアーメドに左中間へのエンタイトルツーベースを浴び、さらに1点を奪われたところで交代を告げられた。

 マリナーズは6回に2点を返したものの、8回に2点を追加される。9回は1点を返すにとどまり、4-8で敗戦。岩隈は5回2/3を投げて10安打6失点5奪三振1四球で2敗目(2勝)。メジャー初の2ケタ安打を浴び、防御率は5.10と悪化した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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