マーリンズ、最強外野陣を“解体”か オズナにトレードの可能性が浮上

イチローの状況にも影響を与える可能性があるオズナの動向

 今季はここまで79試合に出場し、打率.249、26打点、4本塁打と昨年と比べて低調な成績。一方、マイナーでは18試合で打率.353、4本塁打、9打点と調子を取り戻しつつあるが、いまだにメジャー復帰を果たしていない。同記者はオズナについて「マイナーで奇妙なほど長く留まっている」と言及。ESPNも「メッツは打撃強化に動くか?」という移籍特集の中で、「マーリンズはマルセル・オズナのトレードにかなり前向きだ。スプリングトレーニング時に長期契約を拒否している」と報じていた。

 また、地元テレビ局「FOXスポーツ・フロリダ」も、この日のナショナルズ戦の中継の中でオズナ放出の可能性に触れ、「オズナに関する疑問が今夜多く出ています。トレードの可能性が名前が出ており、最も出ている球団はインディアンスです。オズナはトリプルAで今夜本塁打と二塁打を放ち、バットは振れています。3Aの17試合で4ホームランを放っています」と同選手の現状を紹介した。

 オズナの動向は今季、4番手の外野手として加入したイチローの状況にも影響を与える可能性がある。ナ・リーグ東地区4位に沈むマーリンズは、開幕前にメジャー最強と評価されていた外野トリオを解体するのか。7月末のトレード期限まで予断を許さない状況だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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