オズナ“3A飼殺し”に代理人激怒 「マーリンズは最高のタレントを使わない」

オズナがメジャーに再昇格できないのは、年俸調停の権利取得を遅らせるため?

 マーリンズが打撃不振を理由にマイナー落ちを命じたマルセル・オズナ外野手を復調後もメジャーに昇格させていないことについて、有名代理人が痛烈に批判している。地元紙「マイアミ・ヘラルド」が報じている。

「これはマーリンズのファンに相応しい施策ではない。監督は打線の中核、そして、過去2年間、高度な生産性を示したバットを求めている。彼はメジャーのサービスタイム(登録時間)の問題で彼をマイナーリーグに留めている」

 記事では、辣腕で知られるスコット・ボラス代理人が、オズナに対するマーリンズの方針について激怒したと伝えている。

 オズナは前半戦に36打席1安打という不振に陥り、マイナー行きを命じられた。傘下3Aニューオリンズでは18試合で打率3割5分3厘、4本塁打、9打点と復調ぶりを示しているが、まだメジャー復帰の声はかかっていない。

 MLBではメジャーリーグでの実働年数が3年に達すると、年俸調停の権利を手にできる。オズナは2013年にメジャーデビューを果たしており、今年が3年目。オズナが年俸調停の権利を手にすれば、マーリンズは来季から高額報酬を支払う必要が出てくるが、それを遅らせるために球団側がマイナーで飼殺しにしている、というのが代理人の主張だ。

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