DeNA高崎が3か月ぶりの登板で勝利 「ここへ戻ってこれてよかった」

5回1失点で4月9日以来の白星「みなさまのおかげで勝つことが出来ました!」

 DeNAの高崎健太郎投手が1日、ホームで迎えた広島戦に先発し、5回を1失点に抑え今季2勝目(1敗)を挙げた。これでチームは広島に連勝。4カードぶりの勝ち越しで4位に浮上した。

 この日の登板が4月26日以来とあり、お立ち台では「いやあ、久しぶりのマウンドだったんでね。すごい緊張した」と話した高崎。4回に田中にライトへのタイムリーを浴び1点を失うも、同点の5回に梶谷にタイムリーが飛び出し2-1となり勝ち投手の権利を手にした。そのままチームが逃げ切り、4月9日阪神戦以来の2勝目をマークした。

「みなさまのおかげで勝つことが出来ました!」とファンへの感謝を口にすると、「ここまでいろんな方が支えてくれたので、ここへ戻ってくれてよかったです」と一軍で投げる喜びを噛み締めた。

 DeNAは砂田、石田ら若手が台頭するも、井納が不調で登録を抹消されるなど、先発ローテーションは苦しいやりくりが続いている。次回登板に向けて「がんばります!」と力強く宣言した高崎。実績ある右腕の活躍がチームの再浮上の鍵を握っている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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