マーリンズに痛手 主砲スタントンが回復の遅れを告白
スタントン「「間違いなく遅れている」
故障者リスト(DL)入りしているマーリンズのジャンカルロ・スタントン外野手が回復の遅れを明かしている。球団公式サイトが伝えている。
昨季ホームラン王で正右翼手のスタントンは6月26日のドジャース戦で空振り三振に倒れた際に、左手を痛めた。有鉤骨(ゆうこうこつ)骨折の診断され、同28日には手術を実施。地元メディアでは全治4~6週間との見通しが報じられ、ここまで右翼はイチローを中心に代役を務めてきた。
現在復帰に向けてリハビリ中のスタントンは1日のパドレス戦前に回復具合を質問された際、「間違いなく遅れている」とコメントしたという。ティー打撃を再開している主砲は「痛みの度合いの問題だ」と説明しており、スイングに違和感を伴っている様子。「まず痛みなくティー打撃をできるようにならなければいけない。そこから始めないといけない。(痛みがなくなるのが)いつになるかわからない。毎日できることを続けていくしかない」と語っている。
ダン・ジェニングス監督も「彼は手首を鍛えているところ。彼はまだその段階に至っていない」と語り、復帰は時期尚早と見ているようだ。負傷するまで27本塁打、67打点をマークしていた主砲の離脱が長引けば、マーリンズにとっても大きな痛手だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count